「始めるのは早いけど、最後までやりきれない…」
「やる気はあるのに、いつの間にか放置してしまう」
そんな“完了癖のない人”は、周囲からの信頼や評価がじわじわ下がってしまいます。
この記事では、「あと一歩が続かない」人にありがちな5つの特徴を紹介します。
思い当たる節がある方は、今日から少しずつ修正していきましょう。
特徴①:完了ラインがあいまい
「これで終わり」というゴール設定がふわっとしていると、何となく途中で終えてしまいがち。
例えば、「資料を作る」ではなく「資料を作って上司に提出する」までをゴールにするように、“明確な完了条件”を決めることが重要です。
特徴②:「90%できたからOK」で止まる
ほぼ完成したことで満足してしまい、「あとひと手間」を面倒に感じて放置。
でも、評価されるのは“最後までやりきった人”。
9割の頑張りが、未提出・未送信ではゼロ評価になることもあります。
特徴③:複数のタスクを並行して進めすぎる
完了癖のない人ほど、同時に複数のことに手を出しがち。
結果、どれも中途半端に終わってしまいます。
一度にやるのは「1つだけ」と決めて、“完了”を積み重ねる方が効率的です。
特徴④:「どうせ完璧にはできない」と投げ出す
完璧主義が裏目に出るタイプです。
理想が高すぎるあまり、ちょっとでも思い通りにいかないと手を止めてしまう。
でも本当に大事なのは、「70点でも仕上げて出す」こと。
**“完成 > 完璧”**という意識に切り替えるのがコツです。
特徴⑤:達成の「快感」を体験していない
何かをやりきったときの「気持ちよさ」「自信」を知らないと、そもそも完了を目指そうとしません。
まずは小さなタスク――たとえば机を片づける、メールを1通送るなど――を**“完了させて終わる快感”**を感じる練習にしてみましょう。
✅ まとめ:完了癖は“信用を積む筋トレ”
完了癖がある人は、それだけで信頼されます。
逆に、やりかけで終わってばかりの人は、「頼りにならない」という印象を持たれてしまうもの。
完了癖は、センスではなく“習慣”です。
小さなことでも「ちゃんと最後までやる」経験を積み重ねることで、自然と信頼も、自己効力感もついてきます。
✔ 今日からできる小さな一歩
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ゴールを「〇〇したら終わり」と言語化しておく
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タスクは“着手”でなく“完了”を目指して管理する
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毎日1つ、「終わらせること」だけを意識して行動してみる
「やりかけの人生」から「やりきる人生」へ。
あなたの評価も、達成感も、今日から少しずつ変えていきましょう。

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